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フェアトレード

今年もフェアトレードのチョコレートが入荷しました!!

写真はPeople treeのもの。第三世界ショップのものも入荷しています。

 

毎年この時期だけ、チョコレートを販売します。

乳化剤などを使っていないので、暖かくなると溶けてしまいます。だから毎年解禁日もその年の気温で変わります。

 

私が27歳くらいの時、当時はバリバリ仕事をして休みの日には稼いだお金で服を買いに行くのが好きでした。

そんな頃、ある雑誌で「〇〇(ファストファッションのメーカー)の服の綿花を作っているインド人が、過剰な農薬でがんになっている」というような文章を見ました。とてもショックで、そんなにそのメーカーの服を買っていたわけではなかったけど、服の綿花の原産国のこと生産者さんのことなんて考えたこともなかったな、自分は知らないところで誰かを傷つけているんだなと辛くなりました。

それからも、そんなことを忘れて買い物をしていたと思うけど、どこかで自分の買い物で(ものを選ぶことで)誰かを苦しめることがあるということを意識するようになったと思います。

それからだいぶ経ち、いろんなしんどさで仕事を辞めて、身体がボロボロだったときに、それまではただ高いと思っていたオーガニックコットンの服を着た。なんて気持ちいいんだろうって感動して、そうかこの心地よさは作っている人も一緒。きっとこういうものを作っている人は健康被害とかもないはず、作っている人も買う人もうれしいものって本当にありがたいなと思って、フェアトレードについて少し勉強しました。

服やチョコレートやコーヒーなどは知っていたけど、カーネーションやサッカーボールなども児童労働の温床になっているとか、知らないことだらけでした。悲しい情報でもあったけど、それ以上にフェアトレードという認証が、生産者さんの賃金だけでなく労働環境にも細かく配慮されていて素晴らしいなと思いました。

強いものが弱いものから搾取する、という構図は、何も発展途上国と先進国(という言い方も嫌ですが)という関係だけでなく、身近なところにもたくさんあると思います。みんな毎日のようにお肉を食べるのに、昔から屠畜するのは被差別部落の方のお仕事でした。それは今も残っています。

 

フェアトレードについて知らない人に、フェアトレードについてお話するのはなかなか大変なことです。

私はそんなに話すのが得意じゃないのでより大変に思うのですが、お話したことが若いころの自分が雑誌で目にした文章のように少しでもその方の中に残って、いつか嬉しいなぁとお買い物ができるといいなと祈っています。

 

去年自治会の役員をしていて、ご近所さんがたまたま営業時間にうちに来たことがありました。

チョコレートにずいぶん反応してはったので説明したら

「ハーー!!変わったことしてんなーーーー!」と言って用事すませて出ていきました。

慣れてるけど、ちょっとしょんぼりしていたら、5分くらい経ってその人が帰ってきていーっぱい買ってくれました。

「そんなチョコレートがあるなんて知らんかったわ!ありがとう!」と言って。

 

人を信じることをあきらめない。

ずっとそう思ってきたけどくじける時もあって。でもこういうことのつみかさねで支えられています。

 

 

 

 

 

最近畑まで付き合ってくれます。

豆の下がお気に入り。