
次の日曜日は鉄火味噌作りをします!
1年前に鉄火味噌作りを教えてもらってからあたためていた企画です。
鉄火味噌作りを教えてもらったのは、富貴工房の冨田貴文さん。
いろんな活動をされていて、店を始めるまえにマルシェに出させてもらったりしたこともありました。
冨田さんは、福島第一原発の作業員さんに、みんなで作った鉄火味噌を送る活動をされています。
1年前は、父親の病気がかなりコントロールの効かないところまできていて、これからどうなるかなと。
そして、母親も年末にがんが見つかり、年明けに手術が決まり、先が見えないなかで何かできないかなと思っていました。
そして、それまでも自分が医療の世界にいたこと、お客さんからのお話の中で、身体に良いってどういうことかなとずっと考えていました。今も考え続けています。
ひとりひとり身体は違うし、その答えも違うのだと思いますが、「身体には治す力がある」ということ「自然から離れるほど健康からかけ離れていく」ということは確信していて、自然の力をかりて、自分の治す力を発揮できることができたらと思っていました。
墨歌の酒井さんの野草講座を企画していたのもそういう思いからでした。
人は病むものだし、いつかは命を終えるものだけど、祈るような気持ちの時、何かできることがあるといいなぁとも。
去年も今年も、お正月休み中に1人で一日かけて鉄火味噌を作りました。
ひたすら刻んで炒めて、修行みたい。あーめんどくさ、量多すぎるやんとか。
でも、これを渡す人たちが元気で過ごせるようにと祈ったり、いろんなことが来ては去って瞑想中みたい。
実際正月明けって体調崩す方が多いので、ちょうどいいタイミングで渡せたり、いつもお世話になっている方にプレゼントしたり、しばらく会ってない人に送ったり。そして少しだけ自分の日々の養生に。
こんなこと忙しくてできない日常を過ごしていても、あえてこの時間をとることでどこかに「余裕」が生まれる。不思議。疲れるけどどこかが整っている感じ。
鉄火味噌に欠かせないおいしい豆味噌のお話もします。
お味噌汁とおにぎり用意しておまちしています。
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