あかり食堂

昨日はあかり食堂の日でした。

 

あかり食堂は、大蔵司「ぱれっと」をお借りして私がやっている誰でも食堂。

「だれでも、お金がなくても、ごはんが食べられる。

ただし、ごちそうはありません。」

というコンセプト。

 

私が地域の中でこんな場所があったらと思うことと、今の自分の暮らしの中で無理なくできる形でやれるようにということが今のあかり食堂の形になっています。

 

値段は決めていませんが、カンパ箱は用意していて、みなさんたくさん入れてくださるのでなんとか運営できています。

ボランティア精神というよりは、私も一人で食べることが多いし、週1回いろんな人とごはんが食べられたらなぁと思ってやっています。はじめは「ぱれっと」のゆかりさんと一緒にやっていたのですが、家族の介護でゆかりさんが忙しくなってしまって。1人だからたくさん来ても大変だし、特ごちそうでもないから必要な地域の人が利用できたらいいかなと集客したこともほとんどありません。(民生委員さんにチラシをお願いしたりはしています)

 

貧困の問題とかでこども食堂をしたりという所は多いですが、自分が月に何度か食堂をしてもその手助けになるようなことはできないように思います。だけど、こまった時に(貧困だけじゃなくて)駆け込める場所があることが大事なように思っています。スモールでそれができたらよかったけれど、うちも「だれでも入れる店」ではない。もっと敷居を下げた場所をしたいと思いました。「だれでもどうぞ~」って言える場所。

 

「ぱれっと」のゆかりさんも同じような思いがあって、月1回「みなカフェ」というのをされています。

「ぱれっと」は、子育て支援の事業からはじまっていますが、いまや高齢者のデイサービスもやり、あかり食堂をさせてもらっている場所は就労Bの作業所でありランチができるカフェ。素敵なところです。

 

ゆかりさんは、3人のこどもさんの育児に悩んでいて、でも1歩踏み出そうと子育てサークルを始めたのがぱれっとのはじまり。今では「おしごと工房」で娘さんもスタッフをされています。とてもあたたかな場所。

 

おもちゃや本がたくさんあって、こどもさんが思いっきり遊べるのも助かります。

お母さんたちが会うのに使ってもらったりすることもあります。

おしごと工房の作品。100円とかで売ってる。もっと高くしてもいいのになぁ。

たぶんこれは売り物ではない。でも好きなエリア。

 

最近忙しくて毎週は厳しいなーと月2回くらいになっています。

今月は次が24日㈮です。

昨日は友達が体調を崩しているからとタッパーを持って来てくれた人がいて。そんなこともありがたい。

おにぎりだけ握ったら?と言ったら一生懸命握っていて、そのお友だちは幸せやなぁって思いました。いろんなことが巡っていておもしろいです。

いつもおいしい野菜を届けてくれている農家さんのおかげもあってできています。